長距離引越しのスケジュールと流れ。長距離引越しが得意なのはここ

引越し料金は移動距離が長ければ長くなるほど高くなるので、長距離引越しを予定される方は、料金が気になりますよね。

確かに、荷物が多くて長距離になる程、引越し料金は高くなりますが、長距離引越しだからこそ利用できる格安プランがあるのをご存知ですか?

今回は、これから長距離引越しをされる方におすすめの引越し業者とプラン、スケジュールの流れを解説します。

引越し料金を安くして長距離引越ししたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

長距離引越しのスケジュールと流れ

長距離引越しのスケジュールと流れをみていきましょう。

引越しすることが決まり、新居も決まったら、複数の引越し業者から見積もりを取ります。

引越し料金は荷物の量と移動距離、オプション料金(エアコンの取り外しや取り付けなど)のトータル金額で決まります。

引越し時期や土日祝などの条件によっても料金は変わるので、見積もりを取る必要があるのです。

同じ条件でも引越し業者によって料金が変わりますので、複数業者から見積もりを取ることが大切です。

どの業者も初めは高い見積もり額を出しますが、他と比べて値段交渉をするとどんどん下がっていきます。

荷物が多いや家族引越しの場合は、引越し業者のスタッフに来てもらい、訪問見積もりを依頼しましょう。

荷物が多い場合は、最終的な金額との差が出るのを避けるために、訪問見積もりをしておくと安心です。

単身引越しや荷物が少ない方は、電話やウェブ上だけの見積もりが可能なところもあります。

気になるいくつかの業者から取った見積もり額を比較して、条件が良い引越し業者を決めます。

引越し当日までにダンボールに梱包する作業や不用品処分を済ませておきましょう。

引越し当日は、スタッフが冷蔵庫などの大型の荷物の梱包と搬出をしてくれます。

そして、翌日に依頼者立ち会いの下、新居へ荷物搬入してもらいます。

以上が長距離引越しのスケジュールと流れです。

引越し業者に依頼しても自分でやることは結構ありますので、引越しが決まったら早めに準備をしましょう。

長距離引越しにかかる日数

短距離引越しの場合は当日中に終えることができますが、長距離引越しの場合はどれくらいの日数がかかるのでしょうか?

長距離引越しにかかる日数は、荷物の量や引越しプランによって変わります。

長距離の引越しプランには、トラック輸送の他にも、JR貨物輸送、航空輸送、フェリー便など様々な輸送方法があります。

一般的なトラックチャーターよりも航空輸送のコンテナ便、フェリー便のほうが日数はかかります。

当日の交通状況によっても所要日数はかわるため、余裕を持って計画すると良いです。

長距離引越しでも搬入の立ち会いは必要

引越し業者に依頼すると、新居に荷物を入れる搬入の際に現場の立ち会いが必要です。

近距離引越しの場合は、旧居から新居への移動が簡単ですが、長距離引越しの場合は立ち会いはどうなるのでしょうか?

長距離の引越しは、旧居から搬出して、新居に搬入するまでに移動時間がかかるので、2日間はかかります。

長距離引越しでも搬入の際に現場の立ち会いが必要なので、搬入する時には新居にいなければなりません。

実際には、新居住み始めるまでに日数があるので、立ち会いのために旧居と新居を往復するのは面倒だと感じる方もいると思います。

飛行機や新幹線を使わないと新居へ行けない場合は困りますよね。

基本的に、引越し業者に依頼すると、荷物の置き場所や家具の配置の指示をするために、長距離引越しでも現場の立ち会いは必須となります。

そして、搬入する際に現場に立ち会いすることで後々のトラブルを防ぐこともできるのです。

例えば、万が一、荷物を運ぶ際に新居の壁や床に傷が付いてしまったり、家具や家電が故障しても、現場の立ち会いをしない場合、後でクレームをすることが難しくなります。

引越し業者から、「はじめから傷があったのでは?」と言われるとどちらに責任があるのか分からなくなります。

そのため、長距離引越しであっても立ち会いは必要なのです。

自分が現場に行けない場合は、自分の代わりに家族や親戚など、代理の人に立ち会いをお願いする方法もあります。

引越しの立ち会いはただ単に見ているだけでなく、荷物や家具や家電の配置の指示をしなければなりません。

引越しスタッフから、どこに置くか尋ねられるので、希望とは違う場所に置かれると、また移動させるのは大変な作業になります。

そのため、代理人に立ち会いを依頼する場合は、どこに何を置くかあらかじめ決めて、メモなどを渡しておくようにすることをおすすめします。

搬入の立ち会いが難しい場合は一時的に荷物を預かりサービスが便利

代理人が見つからない場合やどうしても自分が別の日に立ち会いたい時は、一時的に荷物を預かりサービスを利用すると便利です。

多くの引越し業者には、専用のトランクルームに荷物を一時的に預かってくれるので、自分が新居に到着する日に立ち会いたいを依頼できます。

荷物の一時預かりサービスはほとんどオプションサービスの別料金となるので確認しておきましょう。

レンタカーを使った長距離引越しはおすすめできない理由

レンタカーを使って荷物を積み込み、自力で引越しをしようと考える方も多いかと思いますが、大変なので避けたほうが無難です。

長距離引越しは、旧居から荷物を搬出した後に疲れた体で新居まで長時間運転するので、事故のリスクが高くなります。

そして、レンタカーは時間が決まっているので、新居に着いてから急いで荷物の搬入をして、その後に車を返さければなりません。

レンタカーは、時間通りに乗り捨てをすれば問題ありませんが、道路が混んでいたり、搬入するのに時間がかかってしまうと追加料金がかかってしまいます。

そして、レンタカーは借りた店舗以外で返却する場合は手数料や追加料金が発生する場合もあるので、できれば乗り捨てできるレンタカーを選ぶ必要があります。

自力で長距離の引越しをレンタカーで行うのは思ったよりも大変なので、よく計画してから行いましょう。

大人の男性でもケガのリスクあり

自力での引越しは、荷物を運搬する際も大変な作業になります。

特に大型のテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電や家具は大きくて重いので、大人の男性が数人いても大変です。

引越し先の搬入経路にエレベーターがなく、階段や段差がある場合は、ケガのないように注意しながら運ぶようにします。

雨の日はスリップしてケガをしないように、荷台を使ったり、運びやすい道具などを使って工夫すると良いです。

自力引越しの最大のデメリットは荷物の破損や建物の傷に対する補償なし

引越し業者に依頼すると、万が一の荷物や建物の破損や傷に対して補償されるので安心です。

例えば、マンションの玄関やエレベーター、部屋の壁や床にぶつけて傷を付けても、引越し業者が補償してくれるのです。

しかし、自分で引越しをする場合は、建物や家具への傷は誰も補償してくれず、すべて自己責任となるので注意が必要です。

建物にうっかり傷を付けてしまったら、引越し早々、大家さんまたは管理人から弁償の請求をされる可能性があります。

大型の荷物は重くてコントロールしにくいので、大人の男性でもプロではない限り、建物や荷物に傷をつけてしまうリスクはあります。

引越し業者はそのようなリスクを避けるために専用資材を使って養生を施してから作業を行います。

大型荷物が多い場合は、大型荷物だけでも引越し業者に依頼することをおすすめします。

長距離引越しが得意なおすすめ業者

長距離引越しは確かに料金が高くなりますが、長距離引越しだからこそ選ぶことができる格安な運送手段があります。

例えば、通常の引越しはトラック輸送ですが、長距離引越しの場合は、他の人の荷物と一緒に運ぶ「混載便」、トラックが帰る際に荷物を積み込む「帰り便」などの選択肢があります。

通常のトラック輸送の引越しよりも格安で運んでもらえるので人気があります。

ここからは、長距離引越しが得意なおすすめ業者とプランをみていきましょう。

引越し業者 格安の長距離引越しプラン
アリさんマークの引越社 ▽長距離スペシャル便
(オール自社便)・トラックを貸し切りの直送するチャーター便
・梱包、搬出・搬入、輸送、設置まで

▽長距離エコ便

(トラックとコンテナ便を使用)

・自宅から最寄りの貨物駅までトラックで輸送後→コンテナへ荷物を積み込み→新居の最寄りの貨物駅までをJR貨物列車で輸送

→転居先までは別のトラックが輸送

▽長距離エコリーズナブルパック
(すべてJRコンテナ便)

・搬出した荷物はコンテナへ直接積み込み
→トラックに乗せて貨物駅まで輸送

アーク引越センター ▽ミニ引越し長距離プラン

・同じ方面へ引越しする人の少ない荷物をまとめて輸送

▽長距離プラン

・トラック貸し切り
・家財量が多い引越し対象

引越のプロロ ▽超速1DAY

(航空機を組み合わせて輸送)

・荷物を早く届けたい方向け

 

▽直行便

・トラック貸し切りのチャーター便
・出発日・到着日を指定可能

サカイ引越しセンター ▽ご一緒コース

・同じ方向へ引越しする他の人の荷物と一緒に輸送する

・引越し先への到着日はお任せ

・荷物が少なく到着日にも余裕のある人向け

日通 ▽日通単身パックX

・移動距離が150km以上離れた引越し専用プラン

・鉄道輸送を利用して輸送
・自転車などの大きな荷物の運搬も可能

・配達時間は5つの時間帯から指定可能
・わかりやすいパック料金

東京→大阪59,000円

東京→札幌74,500円

東京福岡75,000円

長距離引越しの料金

引越し料金とは、荷物の量と移動距離によって大体の金額が決まりますので、長距離引越しというだけで料金は高くなりがちです。

距離が長くなると、トラックのチャーター時間も長くなるのでガソリン代もかかり、作業員の拘束時間も長くなるので料金が高くなるのです。

ここからは、単身と家族の場合の長距離引越しをみていきましょう。

単身引越しの料金

標準的な荷物の量の単身引越しをした場合の料金目安は以下の通りです。

東京から大阪は移動距離が約500kmあり、オフシーズンでも10万円以上する場合が多いです。

▼東京から大阪までの引越し

単身の引越し
オフシーズン
(5月~2月)
65,000円〜190,000円
繁忙期
(3月、4月)
100,000円〜320,000円

家族引越しの料金

標準的な荷物の量の家族引越しをした場合の料金目安は以下の通りです。

長距離の引越しプランは高くなりがちなので、格安の運搬方法を使えば安く済ませることができます。

かなり料金の幅がありますが、引越し方法にこだわりがなければいくつか選択肢があります。

▼東京から大阪までの引越し

2名の引越し 3名以上の家族
オフシーズン
(5月~2月)
140,000円〜300,000円 200,000円〜300,000円
繁忙期
(3月、4月)
240,000円〜400,000円 360,000円〜400,000円

長距離引越しを安くする方法

料金が高くなってしまう長距離引越しを安く抑える方法をみていきましょう。

実は、長距離だからこそ利用できるプランは多くあるので要チェックです。

①長距離引越し費用を安くするには「混載便」プラン

通常の引越しとは、荷物の量に合わせて1台のトラックを用意して荷物を積み込み、専用チャーターとして運びます。

荷物が少ない場合はトラックの荷台に空きスペースバーあるので、そこに他の人の荷物も積み込み、一緒に輸送する「混載便」を使えば、運送費用を抑えることができます。

混載便とは、1台のトラックに同じ方向に引越しをする人の荷物をまとめて運ぶことです。

専用チャーターではなく、複数人の荷物をまとめて運ぶことでガソリン代や高速料金などの運送費用が抑えられるのがメリットです。

ただし、混載便は荷物が荷台にいっぱいになってから輸送するので、輸送まで時間がかかります。

荷物が集まるまで引越し日が分からないので、荷物を輸送する日時を指定できないのがデメリットです。

他にも、同じ荷台に他の人の荷物を大量に積み込むので混合しやすく、荷物が紛失してしまう可能性もあります。

引越し業者は荷物の紛失を防ぐために仕切りを作ったり、区分けして番号をつけたり工夫をしています。

しかし、やはりリスクはゼロではなく専用チャーターよりもリスクは高くなります。

②なるべく早く輸送するには「チャーター便」プラン

翌日までに荷物を運んでほしい方、急ぎの長距離引越しをする方は、「チャーター便」が向いています。

チャーター便は先程の混載便とは違って、トラックをチャーターする貸し切りなので、自分だけの荷物を新居まで直送してもらえます。

引越しをする時期を指定できるので、見積もり時に翌日に指定することもできます。

チャーター便は運送費用をすべて負担するので料金が高めですが、他の輸送手段と比べて荷物の到着が早いのが最大のメリットです。

そして、自分専用のチャーター便なので、他の人の荷物と混ざって分からなくなったり紛失するリスクを避けられます。

引越し業者によっては荷物の搬出と搬入は自分でしなければならない場合があるので確認しておきましょう。

チャーター便に使われるトラックは荷物の量に合わせて決まるので、見積もり依頼時に正確な荷物量を伝えておく事が大切です。

荷物が多い長距離引越しの場合は、電話やネットだけの見積もりではなく、訪問見積もりをして確認しておと安心です。

もし、引越し当日に荷台に荷物が入り切らない場合は追加のトラックやトラックのサイズ変更が必要になり追加料金がかかるので注意しましょう。

③引越し日を調整可能なら「帰り便」プラン

引越しする日を調整できる方、入居日を急いでいない方は「帰り便」プランが向いています。

通常の引越しプランは、新居で荷物を下ろしたあとに帰るときは荷台が空の状態で出発地まで戻ることになります。

長距離の引越しの場合は、荷台が空のまま戻ってしまうのはガソリン代や高速運賃がもったいないので、それを上手く利用するのが「帰り便」です。

「帰り便」とは、荷降ろしをして空になった荷台に新しいお客さんの荷物を積み込み、出発地まで運送する格安のプランです。

もともとは空の状態の帰りの便の荷台に積み込むので、引越し料金は片道分で済むので安くなるのがメリットです。

ただし、帰り便は引越し元への依頼が発生しないとできないので、荷物を輸送する日時を指定できないのはデメリットと言えます。

自分の運んで欲しい場所の帰り便がいつ空くのか分からないため、引越しの日程は業者に合わせることになります。

そして、荷物が多い引越しの場合はトラックの荷台に全部入りきれない場合があるので、荷物の量が多すぎる場合は向いていません。

帰り便のトラックに荷物が全部入らなかった時は、残りの分を追加で運送してもらう必要があるので高くなることもあるので注意しましょう。

④貨物列車で荷物を輸送する「コンテナ便」

引越し日程を気にしないでゆっくり運んでもらって安くしたい方は「コンテナ便」がおすすめです。

引越しはトラック以外にも、JR貨物列車の貨物用のコンテナに荷物を積み込む長距離輸送もあります。

コンテナ便は引越し先までの全区間をトラック運送しないため、燃料代や人件費などがかからずに、料金が安いのが最大のメリット。

そして、コンテナ便は鉄道路線を使って輸送するため、道路の渋滞などの交通状況に影響されないのもメリットです。

コンテナ便は時間には正確ですが、貨物駅ごとに荷物の積み下ろしをしながら運搬するので、通常の引越しよりも日数がかかります。

時間がかかっても良いからなるべく安く長距離引越しをしたい方には「コンテナ便」が最適です。

一般的にコンテナ便で使われるのは、4畳半の部屋とほぼ同じサイズになります。

荷物量や引越し業者によってコンテナのサイズが異なるので、見積もりの際に確認しておきましょう。

長距離引越し業者探しは一括見積もりサイトを利用しよう

これから長距離引越しをされる方は、一括見積もりサイトを利用して、複数の業者から見積もりを依頼すると良いです。

一つの業者だけから見積もりを取るよりも、複数の業者に見積もりを取ることで、プランや料金を比較しやすくなります。

そして、一番安い見積り額を基準にして、気になる業者に値段交渉を持ちかけると、安くしてもらえる可能性が高くなります。

長距離引越しは、距離が長い分、料金が高くなることが多いので、早い段階から値段交渉を進めておくと効果的です。

料金を安く抑えるためには、コンテナ便や帰り便を選択するのも得策です。

引越し業者によっては、コンテナのサイズやトラックのサイズなど対応できる条件が異なるので、長距離引越しが決まったら、早めに相談をしておくことをおすすめします。

まとめ

長距離引越しは荷物の到着時間や入居する日を急がなければ、安く抑える方法はたくさんあります。

時間に余裕があって、荷物の到着日に融通がきく場合は「混載便」または「コンテナ便」を使うと良いです。

急ぎの引越しや翌日には荷物を搬入したい方は「チャーター便」を選ぶと料金は高めですが、早く入居することができます。

まずは、荷物をいつまでに新居へ届けるかを決めると、複数のプランから比較して選ぶことができます。

長距離の引越しは料金が高くなりますので、一括見積もりサイトを使って、複数の業者から見積もりを取り、比較して値段交渉を勧めましょう。

早めに相談することで自分にあったブランを安く抑えることができます。

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